ChatGPT搭載のLINEチャットボット「anybot for ChatGPT」の回答精度を検証してみた

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ChatGPTに自社情報を組み込んで、LINEや自社サイトで使用できる「anybot for ChatGPT」をリリースしました。FAQ等の自社データをノーコードで学習させることができ、あたかも人が回答しているような自然な言語で顧客対応を自動化できるサービスです。顧客対応やカスタマーサポートを自動化することができ、人手不足の解消や大幅なコスト削減が期待できます。

人件費削減と業務効率化を同時に叶える本サービスですが、回答精度の観点でChatGPTに自社や製品の顧客対応を任せることに抵抗がある方も多いかと思います。

そんな方々の懸念を解消するべく、「anybot for ChatGPT」に自社情報を学習させ、回答精度を検証してみました。「anybot for ChatGPT」の機能概要や自社情報の学習方法と共に、検証結果を解説していきます。

目次


1. LINEチャットボット・ChatGPTとは?

LINEチャットボットとは?
LINEチャットボットとは、自動応答や自動会話を行うAIプログラムのことです。近年は、自然言語処理技術の発展により、チャットボットの精度や応答速度が向上していることに加え、業界に特化したチャットボットも開発されており、企業での導入が大幅に増加しています。LINE公式アカウントの機能に加え、顧客データの蓄積やセグメント配信が可能となり、顧客の興味・関心に合わせた情報やサービスを提供することで、LINE配信の費用対効果を上げることが期待できます。

ChatGPTとは?
ChatGPTとは、OpenAI社が開発した自然言語処理技術を利用したチャットボットであり、人間のような自然な対話をAIが行うことができます。公開以来注目を集め、2023年1月時点での月間アクティブユーザー数は1億人を超えると言われています。
ChatGPTの基本情報・使い方について知りたい方はこちら:【最新】話題のChatGPTとは?〜基本情報から使い方までご紹介〜(4月12日時点)

ChatGPTの最大のメリットは、人間のような自然な対話を可能にすることです。膨大な情報の中から最適な要素を選択し、自然な言葉で文章を作成することができます。また、作詞や作曲、小説やレポートの執筆、データの収集、プログラミングなど、幅広い分野で「人間にしかできなかった作業」を代わりにこなすことが可能です。

そんなChatGPTですが、欠点や課題も存在します。例えば、知識不足から誤った回答を出してしまうことが少なくありません。また、セキュリティ面での課題が残っており、予期せぬ情報漏洩を招く可能性があるのではという懸念があります。さらに、回答はテキストのみで、動画や画像などのリッチコンテンツを駆使したコミュニケーションはできません。

2.「anybot for ChatGPT」でChatGPTの課題を解決

「anybot for ChatGPT」は、自社のFAQやデータを組み込むことで、顧客対応自動化を実現します。また、ChatGPTの課題をカバーしており、導入することで以下のようなメリットがあります。
1.LINE公式アカウントやウェブサイトで利用可能
2.CSVやテキストを組み込むだけで、AI技術者でなくても自社情報をノーコードで学習させることができる
3.間違った回答をフィルタリングして防ぐことができる
4.動画や写真などのリッチコンテンツが利用可能
5.不適切な質問に対するセキュリティー強化と安全対策ができる
「anybot for ChatGPT」の機能詳細を知りたい方はこちら:anybot for ChatGPT | 自社データを自社サイトやLINEに搭載、無料!

3.「anybot for ChatGPT」に自社情報を学習させるのは難しい?トレーニング方法をご紹介

AI技術やプログラミングの知識がなくても、「anybot for ChatGPT」に自社情報を簡単に学習させることができます。自社情報が記載されているFAQやCSV、テキストなどをワンクリックで「anybot for ChatGPT」に組み込むことで、誰でも手軽にトレーニングを行うことが可能です。


トレーニング方法はこちら

4.【徹底検証】「anybot for ChatGPT」の回答精度は高いの?

ChatGPTの回答精度に対して懸念を抱いている方は多いのではないのでしょうか? 回答を生成するために利用している情報元の正確性が保証されていない場合や、専門性の高い質問に対応することが難しい場合は、誤った回答を提供することもあり得ます。顧客コミュニケーションを取っていく上で、自社に関する誤った情報を拡散することはリスクに繋がります。

では、「anybot for ChatGPT」の回答精度はいかほどでしょうか? 数十件程度の自社データを「anybot for ChatGPT」に組み込み、会社や商品について質問をしてみました。

動画から分かる通り、「anybot for ChatGPT」の回答精度は高く、NGワード設定やフィルタリングで正しくキーワードを学習させることができれば、ユーザーに誤った情報を提供する可能性は極めて低いです。また、学習させるデータを増やしていくことで回答精度を向上させることが可能で、"人間"の代わりに賢い自社AIサポートスタッフになれるように訓練することもできます。平均回答速度は10~15秒とまだ改善余地はありますが、今後機能アップデートを重ねていくことで向上させる予定です。

5.まとめ

本記事では、エボラニから新しくリリースされた「anybot for ChatGPT」の機能概要やトレーニング方法、回答の正確性について説明しました。本サービスは、FAQなどの自社データをノーコードで学習させ、まるで人が回答しているかのような自然な言語で、顧客コミュニケーションの自動化を実現します。これにより、人手不足やコスト削減が期待でき、企業にもたらすメリットは計り知れないでしょう。

回答精度は高く、NGワード設定やフィルタリングで正しくキーワードを学習させれば、ユーザーに誤った情報を提供するリスクは非常に低いです。学習に用いるデータ量を増やすことで回答精度を向上させ、自社AIサポートスタッフとしての機能を果たすことも期待できるでしょう。

顧客サポートの効率化や人手不足解消にお悩みの方は、是非下記ボタンよりお問い合わせください。

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