【LINE経由の売上40%UP】ナチュラルデイリーケアブランドecostoreが活用する「伴走プラン」とは?
今回は、anybot(エニーボット)を導入していただいている株式会社ecostore JAPANにお話を伺いました。
【ecostore】(エコストア)では環境や肌に触れるものすべてecostoreにまかせてという意味合いで「まるごとやさしい毎日へ」をビジョンとして掲げています。
anybot導入後、伴走プランとしてecostoreサクセスプロジェクトを立ち上げ、さまざまな活用方法で施策を展開してきました。
今回は、株式会社ecostoreJapan部長の河野様にお話を伺いました。
ecostoreを日本に展開しようと思ったきっかけ -ブランドコンセプトに深く共感して-
ecostore Japanの親会社である、マッシュビューティーラボでは、Cosme Kitchen(コスメキッチン)とBiople(ビープル)という小売事業も行っているのですが、そこでは日常的に皆さんが買いやすいオーガニックコスメや食べ物、生活雑貨などを提供しています。
他にも提供できる商品の幅を広げたいと感じた際に、ニュージーランドのecostoreというブランドに惹かれました。
パッケージのおしゃれさはもちろん、製品や会社の考え方の部分で深く共感し、日本に輸入したいと思ったのがきっかけです。
なぜ、LINEを活用しようと思ったのか? -お客様にとってもスタッフにとってもよい選択を-
元々、LINEで集客をしたいという目的ではなく、カタログを作りたかったというのが一番の理由です。
これまで、Cosme KitchenやBipoleの店舗では、ecostoreの商品が約150点ある中、1/4程しか展開できていませんでした。
なので、お店に来店されたお客様から「あの商品が欲しい」「この商品が欲しい」というリクエストをいただくことが多かったです。
そこからカタログを提供しようと、紙媒体で作っていましたが、商品の更新がある度、作り直しが発生したり、配布し直さなきゃいけないという部分で、手間と工数を取られてしまい課題に感じていました。
何かいい方法がないかと考えていたところ、お客様にとって身近なツール上でできるのが良いのではないかと思い、その時にはLINEが主流になっていたので、LINEを活用することになりました。
その後、コンサル事業部 シニアコンサルタント 積 高之(※)にanybotをご紹介をいただき、カタログをLINE上でできないか?と相談したことがきっかけで2020年頃からanybotを導入させていただいています。
※ 当時は、京都積事務所 代表
伴走することになった経緯 -LINEの機能を使って集客したい-
マッシュグループ全体として、「LINEの機能を使って集客をしよう」ということでそれぞれが動き出していたのですが、ecostoreではすでにanybotを導入していたので、これを活用して何かやれないかというご相談をさせて頂いたのがきっかけです。
ecostore単体でも、ECサイトにLINEへ誘導するPOPUPを掲示したり、グループ全体での施策に合わせてLINE配信をしていました。
もっと色んな活用ができるのではと、伴走プランという形で、エボラニがサクセスチームを発足し今に至ります。
LINEでできることや、こちらがやりたいことをヒアリングしながら進めていけたので、凄く良かったなと思います。
伴走プランの成果 -今後も色んな課題をクリアにしていきたい-
伴走プランでの成果としては、友だち増加数が前年比の約10倍という結果が出ています。
施策に絞ると、4月に行ったスクラッチキャンペーンで累計参加者数が13,151人、新規友だち数が1ヶ月で6,768人と通常時の約3倍といい結果を残せたと思います。
売上としては、LINE経由で通常時から43%UPという成果をあげられています。
もちろん、まだまだ課題もありますが、PDCAで回せてるというのはいいことだと思っています。
ecostore公式アカウントの友だちになっていただくと、1回のみ使用可能な500円クーポンをプレゼントしています。
施策としては、とても効果がでており、LINEの新規友だちがクーポンをきっかけに自社ECサイトでお買い物いただけているので、新たな顧客層拡大、売上アップに寄与できたと感じています。
次の課題としては、友だちになっていただいた方が継続的に売上をあげていく部分です。
自社のECサイトで、データを活用した配信を行うなど両社ディスカッションをしながら動いていければと思いますし、なによりこれまでも課題一つ一つを話し合いながら、潰せていけているのでとても良い環境だなと感じています。
社内の反応は? -手間と対価に見合ったものを-
11月にゲームキャンペーンを実施していたのですが、あまり親しみのないゲーム機能を活用していたので、案内が難しいと感じていました。
ecostoreの商品は単価が低いので10%OFFなどをインセンティブにしても、あまり惹かれないお客様も多く、手間と対価という部分が見合っていなかったなという反省点があります。
スタッフも他の仕事があり忙しい中、声をかけることに躊躇していました。
なので、キャンペーン期間の途中からモチベーションをあげるためのインセンティブをスタッフにつけたのですが、そこからはみんな頑張ってくれていたので最初から動けていればなと思いました。
お客様に対してのインセンティブももっと惹かれるものがなかったのかというのがあるので、ぜひリベンジしたいなと思っています。
オフライン上で行っているアプローチとは -ワークショップでオリジナルボトルを-
施策としては、値引きやノベルティなどを付けるなどといったものが多いです。
他には、直営の恵比寿店が一回購入ごとにスタンプ一個をプレゼントしていたり、お子さんに絵を書いてもらいそれをオリジナルボトルにするというワークショップを開催したりしています。
あと、これはオフラインでの施策ではないのですが、店舗のLINE公式アカウントがあるので、リフィルしていただいたお客様にクーポンをプレゼントするというのも行っています。
anybotの導入メリットは? -anybot for ChatGPTに期待を-
最近、世間を賑わせているChatGPTという機能を活用したいなと思っていたのですが、学習やメンテナンスの手間が大変だとよく目にしていたので諦めかけていました。
ですが、anybot for ChatGPTという新サービスをリリースしたのもあり、今はそちらの機能を開発してくださっているので、完成が楽しみです。
東急ハンズさんに今度、ecostoreの棚を入れてもらうのですが、そこでもQRコードを置いて、読み取るとChatGPTに繋がり、商品説明をしてもらうなどいろいろ活用できそうだなと思っています。
伴走プランをおすすめする機会があるとしたら…. -LINEで集客を考えているなら-
LINEで集客をしたいと考えている方にはおすすめします。
LINEの機能に詳しくない方でも、やりたいことに合わせてこの機能が活用できるなど提案いただけますし、ブランディングに合わせてクリエイティブ作成や成果の数値分析などしてもらえるのでとても助かっています。
自分たちでは考えられないことであったり、色々なアイデアをいただくことで、新しい考えや見せ方など若い方ならではの意見が出てくるのでとてもいい機会だと思っています。
お互いの意見も言い合えるとてもよい関係だと感じています。
今後の展望は…? -幅広い年代層の方にecostoreを知ってほしい-
まだまだecostoreというブランドをマスに広げられていないのが現状なので、そこを伸ばしていけるように頑張っていきたいです。
自社では展開できていない商品もまだあるので、そこもどんどん取り入れていきたいです。
そのための集客手段としてLINEをもっと活用していきたいと考えています。
ゲストプロフィール
株式会社ecostore Japan
部長 河野 道男 大手アパレル会社でアパレルから雑貨などを担当新規事業に携わっていた 2019年よりecostoreJapanを担当し、今に至る。 |
企業概要
「株式会社ecostoreJAPAN」
会社名:株式会社ecostoreJAPAN
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町5-7-1 麹町ダイビル 5F
代表者名:代表取締役社長 花生 洋平
事業内容:化粧品の製造・輸入・販売
“まるごとやさしい毎日”を叶える、ナチュラルデイリーケアブランド「エコストア」 自然豊かなニュージーランドで生まれたエコストアは、 人と地球のよりよい未来のために自然由来の原料はもちろん、製造工程や容器の素材、毎日の使い心地やデザインにまでこだわったホームケア、ボディケア、ヘアケア、ベビーケア、オーラルケアなどのデイリーケアアイテムを展開。
あなたのサステナブルなくらしをまるごとサポートします。
記事執筆:
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