基本属性を聞くアンケートは時代遅れ!これから必要になる顧客情報とは?
マーケターにとって「ターゲット」、つまり既存顧客に類似した生活者(≒潜在顧客)を知ることに苦戦している人は多いのではないでしょうか?
見込み顧客に刺さる施策やサービスを提供したいと、どのマーケターも考えていると思います。
潜在顧客を認知する上で、最も簡単な方法は「既存顧客の情報収集」です。皆さんも、一度はアンケートや市場調査、消費者インタビューなどをしたことがあるのではないでしょうか?
これまでのアンケートでは、性別・年代・職業などの項目を使うことが多いと思いますが、これらの情報では、徹底的な分析には及ばないのです。
その理由と、顧客分析に最適なアンケート内容・項目をご紹介します。
目次
1. これまでのアンケート分析では今の顧客は満足しない
単なる”顧客の基本属性”中心の情報のみだと、顧客動向は予測しにくくなっています。
なぜなら、令和の時代になり価値観がますます多様化したため、かつて「男性は〜〜が好き」「女性は??が苦手」などの性別や年齢ではなく、「価値観」別に人々の興味関心が変わってきているからです。
価値観というのは、例えば「環境に配慮した洗剤にこだわる人であれば、環境にこだわった化粧品」など、
お客様のニーズや購買のシーンにフォーカスしている戦略は主流になってきています。
2. お客様のニーズや購買のシーンにフォーカス
お客様のニーズや購買のシーンを分析するためには、顧客へ投げかける質問は、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)で聞く必要があります。
具体的には、下記のような顧客情報まで得ることができれば、ペルソナ(=サービス・商品に対する、ユーザー像)を洗練していくことができます。
When:いつ
- 購入時期やタイミング
- 季節や年間行事
- 購入した時間帯
Where:どこで
- オフラインかオンラインか
- 購入した地域
- 購入した店舗
- 移動手段:車/電車/歩行
- 自宅/職場からの移動距離
- SNSはどの媒体か
Who:誰が
- 一人/誰かと一緒か
- 製品やサービスを使用しているか
- 誰に役立つと思うか
- どのような人に勧めるか
What:何を
- 何を買う目的で来てるのか
- 目的とした製品を購入しているのか
- どの製品やサービスに最も満足しているか
- どの製品やサービスに最も不満を持っているか
- 競合他社のサービスとの違いは何か
- 競合他社では、何を買ってるのか
Why:なぜ
- なぜ当社のサービスなのか
- 製品やサービスに満足している理由は何か
- 当社のサービスに満足していない理由は何か
- どんなインサイトがあるのかv
- 自分用/プレゼント
- 購入目的や理由
How:どのように
- サービスや製品についてどのように改善できるか
- どのような新しい製品やサービスを見たいか
- 購入に至った経緯は
- 他の人にどのように勧めますか
- 他の人にどのように反対するか
3. 顧客分析の解像度が上がり、より効果的な施策を
これらの質問をすることで、お客様が購入に至るまで、どのような購買心理・行動が起きてるかの解像度を上げることができます。
購買心理・行動まで知ることができると、お買い物する時の課題点を、お客様目線で特定しやすくなり、 次回のマーケティング施策を明確なペルソナ・課題を持って、考えることができます。
anybotでは、LINEの中のフォームやチャットボットでアンケートを簡単に収集することができます。
上記のような5W1Hで集めたアンケート内容をもとに、ニーズや購買のシーンに分けて配信するセグメント配信を行うことで、開封率・クリック数の向上に繋がります。
具体的な活用方法はこちら:
LINE公式アカウントのアンケート機能で「分岐」を使いこなすには?
お客様の価値観を知り、それらを徹底的に分析することで、それぞれに寄り添ったセグメント施策を行うことでき、届けたいお客様に必要な情報を届けられます。
最終的にお客様の満足度向上にも繋がるのではないでしょうか?
お客様の価値観に即した顧客情報を集め、ぜひ貴社のマーケティングにご活用ください。
記事執筆:
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