公式LINEで効果的なセグメント配信をするために使用すべきアンケート項目
この記事は約7分で読めます。 LINE公式アカウントの友達を増やしたりブロック率を下げるには、ユーザーに対して関連性が高く有益なコンテンツを配信することがとても大切です。ユーザーを様々な項目で属性分けし、セグメント配信(絞り込み配信)を導入することで各ユーザーのニーズに合った情報を提供することが可能になります。
anybotのアンケート機能を使えば、LINE独自の属性分け機能のみではなく、業界や商材に合わせて会社独自のセグメンテーションを設定することが可能です。しかし、アンケート質問の作り方によっては、属性分けが有効ではなく、関連性が高い配信が行えないこともあります。
では、効果的にセグメンテーションを行い、各ユーザーに関連度や有益度が高い配信をするには、どのようなアンケート項目が必要でしょうか?以下にて解説していきます。
有効的なセグメント配信に活用できるアンケート項目
消費者の嗜好やニーズが多様化する中、すべてのユーザーに同じ商品を同じように提供するだけでは、満足度を高めることはできません。ユーザーひとりひとりの属性や行動特性に合わせて情報を提供することで、ユーザーにとって関連のない配信をすることを防ぐことができます。お客様の情報を把握・分析し、適切な配信をするには、以下の情報を参考にアンケート質問を作成することをおすすめします。
①基本属性情報(デモグラフィック情報)
ユーザーは、性別や年齢などによって異なる特徴と傾向があります。例えば、化粧水やメイク落としなどを販売するスキンケアブランドがあるとします。性別でグループ分けせず「化粧落とし」に関する情報を一斉配信してしまうと、「化粧水は使うが化粧落としは使わない」男性ユーザーにもメッセージが届いてしまいます。このように関連性や興味がない内容が連続で届くと、LINE公式アカウントブロックのみではなく、会社やブランドに対しての興味を失ってしまう可能性もあります。細かく顧客を細分化し有益な情報を配信するには、まず、ユーザーの属性情報を収集するところから始めましょう。
例:性別 / 年齢・世代 / 最終学歴 / 職業 / 住居 / 年収 / 世帯年収 / 居住地域
②パーソナリティ(サイコグラフィック情報)
消費者の心理的ファクターもコンテンツの関連性や有益性を大きく左右するため、あらかじめ情報収集をすることでセグメント配信の効果を高めることができます。ユーザーの趣味や悩みなどのサイコグラフィック情報から顧客がなぜ商品を買うのか、顧客の「本音」を把握することで、より有益性や訴求力が高い配信をすることができ、LINE公式アカウントブロック防止・マーケティングコスト削減を同時に叶えることが期待できます。
例:購買動機、悩み、不満、ライフスタイル、趣味、興味、社会的階層、価値観
例えば、数種類のフェイスクリームを売っている会社があり、それぞれの商品に異なるターゲット層がいて、全く異なる価格設定をしているとしましょう。ユーザーそれぞれに適した価格帯のフェイスクリームを宣伝するには、「フェイスクリームにいくらまで払えますか?」といった様な質問を設けることが効果的だといえるでしょう。肌質や美の価値観など、人それぞれフェイスクリームに求める効果や想定する価格帯が異なってくるため、アンケートで各ユーザーのニーズや心理を理解してから配信することが大切です。
デモグラフィック情報とサイコグラフィック情報を掛け合わせることで、有益で関連性が高いLINE配信ができるだけではなく、各ターゲット層に適した商品開発をすることや効果的な販売戦略を立てることも可能です。
anybotの自動セグメンテーション&配信ツール
エボラニ株式会社のanybotを使えば、上記のペルソナ設計をするにあたり非常に重要な情報をアンケートから収集することが可能です。これらの情報を駆使し、より詳細な顧客分析やセグメンテーションすることで、各ユーザーに関連性・有益性が高い配信を行うことができます。
anybotのアンケート機能では、記述式アンケートから多肢選択式アンケートまで、さまざまなアンケートを作成して、デモグラフィック情報とサイコグラフィック情報を集めることが可能です。anybot最大の利点は、ユーザーがアンケート回答を途中でやめても内容は保存されることです。ユーザーが回答途中で離脱してしまっても入力済の内容が失われることはなく、アンケート効果を最大限に発揮することが期待できるでしょう。
また、anybotのセルフビルディングCRMは、アンケート結果をカテゴリー分けする機能がついているため、簡単に属性別にグルーピングすることができ、見込み客に効率よくアプローチすることが可能です。
まとめ
効率よく公式LINEアカウントを運用していくには、デモグラフィック情報・サイコグラフィック情報どちらともアンケート機能で収集し、配信の関連度や有益度を改善するといいでしょう。anybotのアンケート機能を使えば、購買意欲が高い顧客グループに有効的な配信をすることができ、ブロック率を抑える以外に、ダイレクトマーケティングコストも大幅に抑えることが可能です。
記事執筆:
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