LINE友だちの位置情報を使って、より詳細な顧客分析を
目次
- LINEで「現在地共有」ができるってご存じでしたか?
- 具体的な活用方法
- 設定方法
- 分析方法
LINEで「現在地共有」ができるってご存じでしたか?
LINEのアプリケーションでは、自分の現在地を共有できます。もちろん、友だち同士で現在地を送信することで集合や待ち合わせの時に利用している方もいるのではないでしょうか?
「現在地共有」はLINE公式アカウントにもできます。
LINEのお友だちになった全てのユーザー位置情報を企業側が閲覧・利用できるわけではありません。
「位置情報を共有する」動線を用意し、ユーザーから許可を得ることで活用することができます。
さて、それでは「位置情報を共有する」動線とは一体どのような場面でしょうか?
次の章では具体的な活用方法をご紹介します。
具体的な活用方法
近くの店舗を検索
例えとして、複数店舗を運営しているカーディーラーのLINE公式アカウントをご紹介しましょう。
ユーザーの現在地から最も近い店舗を検索したい場合、ユーザーは下記のようなフローで近くの店舗を検索できます。
- 来店予約
- 近くの店舗を検索
- 位置情報を許可
- 近くの店舗一覧
災害・事件時に現在地を知らせる
次は、自治体のLINE公式アカウント例です。
ユーザーから災害・事件時に写真と共に現在地を収集する場合、ユーザーは下記のように現在地を共有できます。
- ユーザーが災害・事件を発見
- 画像や動画の撮影
- チャットに送信
- 現在地共有
設定方法
ユーザの許可した「緯度」「経度」を表示する方法は下記になります。
- トップメニュー「ユーザ」を選択
- 「標準の表示項目」をクリック
- 設定
- 「表示する列」の中から「緯度」と「経度」にチェックをつけ、保存
上記の設定をすることで、ユーザ画面からユーザ情報と一緒にCSV出力をする際に緯度と経度を合わせて表示することも可能です。
分析方法
緯度と経度さえあれば、Googleマップ等を使ってスプレッドシート上で緯度経度を住所に自動変換させることもできます。
また、複数の緯度経度情報をCSVで一括変換してくれる無料ツールもございますので、そちらをご活用ください。
ユーザーの活動商圏を把握することで、マーケティング手段が広がりますので、ぜひ取り入れてみてください。
記事執筆:
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